その後夫と、夫の両親が駆けつけました。そして、母の両親(私の祖父母)も駆けつけてくれました。 <夫の両親が娘も連れてきてくれたのですが・・なんと娘はパジャマ姿・・・いくら夜だといってもお洋服着せて欲しかった・・> 父の死から1時間も経たないうちに・・ こういうとき、家族は”こんなことまでするの!?”というほどやることがたくさん。 まずは、父の遺体が硬直してしまう前に、着替えを取りに帰り、持ってきます。 夫と、私と私のすぐ下の弟(長男)が家に一度帰りました。 父のクローゼットから、父の良く着ていた服を取り出し、和室に布団を敷き、白いシーツと布団カバーを探し出し(戴きものにあった)かけ、まだ6月だったので冷房をかけ、病院へ戻りました。 死化粧を看護婦さんたちにしていただいている父のところに洋服を届けます。 それから、病院側から見せられたリストを見て、葬儀屋(自宅まで遺体を運んでくれる業者)を選び、電話をして、時間を伝えて来てもらう手配をします。 23:30くらいには作業が終わるという病院側の説明だったので、その時間に合わせ、名前と、時間と、5階の外科病棟だということを伝えます。 いつもと違う緊張感に娘もおどおど・・夜も遅かったので、さすがにパジャマだけでは寒そう・・何か無いか探したら、私のバッグの中に、娘が羽織れるもの発見・・良かった。。 しばらく暗いナースステーション前の待合室で待ちました。 そんなとき、娘の存在がどれだけ救いになったことか。 そんな道があったと知らない場所を通り、父と母と弟2人は業者の用意した車に乗り込み帰宅。 その後ろを見送り、主人の両親に眠ってしまった娘を託し、祖父母も一時帰宅。 主人にウチの車を運転して帰宅してもらい、私は母の車に祖母(父方)を乗せて帰宅しました。 帰宅した時、父は業者の方々の手で布団に寝かせていただいているところでした。 さて、もう夜中2時・・コンビニくらいしか空いていません。 主人と私で近くのセブンイレブンへ・・適当におにぎりとかを買って帰宅。 寝たのか寝ないのかわからないまま迎えた朝はまだ夜が明けたばかりでした。 お通夜前日、その朝、私よりも早く起きていた(寝ていなかったかも)母の悲しげな後姿が忘れられません。 |